スタインウェイピアノを使った ピアノレッスン 世田谷区池尻大橋 細川夏子  


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スタインウェイピアノを使ったピアノレッスン  (社)全日本ピアノ指導者協会(PTNA)演奏会員
(公社)日本演奏連盟正会員 スタインウェイソサエティー会員
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CDジャーナル1月号 アルベニス/入り江のざわめき(株)
マイスターミュージック「今月の推薦盤」でご紹介していただきました。
AMAZONでのご購入はこちらから
ぶらあぼ 1月号New Release Selection でご紹介されました。

2016年11月25日 "入り江のざわめき/アルベニス”
(株)マイスターミュージック発売
2017年1月21日 タワーレコード渋谷店 発売記念ミニライブ&サイン会開催決定
ミニライブご案内はこちらから
オンラインご購入ページ
”タワーレコード渋谷店、新宿店、池袋店、秋葉原店、横浜ビブレ店
各店でお買い求めのお客様には、イベント特典がつきます

クラシック情報誌 webぶらあぼ12月号 インタビュー 全文はこちらから

”感謝の思い”をスペインの調べに込めて



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TOWER RECORD イベント&サイン会 渋谷店
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ファーストアルバム 好評発売中
「恋は魔術師」(EL AMOR BRUJO) 
スペイン=日本交流400周年記念コンサートライブ

収録曲
グラナドス スペイン舞曲集より 
  ・アンダルーサ ・メランコリカ
ファリャ    バレエ音楽 「恋は魔術師」より 
  ・パントマイム ・きつね火の踊り・火祭りの踊り
ファリャ  バレエ音楽 「三角帽子」 より
  ・近所の人たちの踊り(セギディーヤ)
ファリャ   アンダルシア幻想曲
グラナドス   演奏会用アレグロ

CD発売記念イベント メディア
タワーレコード渋谷ライブ&サイン会
ムジカノーヴァ10月 インタビュー
FM世田谷9月15日 「バル・デ・エスパーニャ」ゲスト出演
CDジャーナル 11月号 レビュー
タワーレコードマガジン10月号 推薦盤レビュー
於:東京オペラシティーリサイタルホール
後援:スペイン大使館 (公社)日本演奏連盟
2014年1月号「ぶらあぼ!」


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文章の著作権は、細川夏子になります。 内容の転載などは、是非、下記にご一報お願い申し上げます。 Email:webmaster@ongakukogen.com


~ピアノについてもお届けします~メルマガでお届けしてきた内容を こちらにもご紹介いたします。 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 今日のメルマガは 「ピアノ作品の背景を調べること」 についてお届けします。 ピアノでは、主に 西洋の作品を弾くことが多く 言語も文化も宗教も そして、歴史も 日本とは大きくことなっている 国々の作曲家の 作品を演奏することになります。 「楽譜」自体は ありがたいことに 「五線譜」でピアノの場合 統一されています。 「作曲の理論」も 音楽高校や大学で 学べる内容で かなりわかるように 書かれていて それに加えて 「民族的な特殊な 音楽」を、調べて いけばよいわけです。 そして おそらく ピアノの専門的な レッスンを受けられて いらっしゃる方々であれば 何度も、レッスンなどで 「この作品は、いつ どのような目的にで 作曲されたのか」 といった質問に 答える必要があった 経験があるかと思います。 ・歴史の関係 ・文化の関係 (言語・絵画を含む) ・宗教の関係 作曲家の生きていた 時代、その国の状況、歴史 言語、文化 または、美術作品 舞曲との関係 そういった、「テーマ」 が一般に、幾つも 考えられるわけです。 そこを、ピアノを 弾くことと一緒に 楽しんで♪ 掘り下げていけることは 大きな収穫になります。 そして、 多くの人たちと 素晴らしい音楽を 享受しあえる 大変に感動的な 経験になります。 友人で、パリ大学の ソルボンヌで美術史を 専攻していた人にも 随分、お世話になり どういう勉強を大学で しているのかも教えて もらいました。 美術の世界でも 論文を書き 面接を受け次の 段階にステップアップ する際には 「宗教的・歴史的意味」を 聖書の一節などを引用 しながら、解説を 求められるのだそうです。 ピアノでは、それを 理解した上での プログラミングで コンサートプログラムを 組むことを求められていました。 ※私のいた、エコール・ノルマル 音楽院の場合。 壇上で、説明することは 必要ありませんが 「わかっているのかいないのか。。」 は、演奏を聴けばわかるわけで 上級クラスでは コンサートプログラムの センスも、審査される つまり、 歴史、文化、言語、美術との 関係といった、「作品の背景」は 「常識」であり 「礼儀」の一つ という意味あいがあるわけです。 ※試験は、外部から、シークレットで 当日、招待された 批評家や演奏家が審査員に なる形式。 また、一方「課題曲」が 「カトリックの教えを説くもの」 である場合 他の宗教の敬虔な信者の 国の人は「試験を辞退」する ということが起きたりもしますし ご存じの通り、東側の西洋では 政府が厳しく、西側での 活動を制限している国も 存在します。 そのため、「聖書の色合いの濃い作品」 「カトリックに深く傾倒している作曲家」 の作品が、出版されていることも 多くあります。 そういう国の人達に会うと 私が、その作品の楽譜を持っていたり 弾いていたりすると 取り囲まれて 「見せて欲しい」と楽譜の争奪戦に なることがありました。 宗教の繋がりや美しい世界 その一方、宗教間の戦いも 多いことは、皆様ご存じの通りですし また、歴史と一緒に 宗教の生活規範や、考え方などは 生活に密着して、習慣として 残っています。 そうした、「歴史」や 「宗教」について 「ピアノとの関係」と一緒に 知っていくことは 大変に、興味深い事に 思えます。 「ピアノの背景について知ること」 と題して 今日は「宗教と歴史」について すこし、書かせていただきました。 次回は 「ピアノの背景について知ること」 の中の一つ 「言語と文化」について お届け致します。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 7月最終週 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 今日のメルマガは 「ピアノ作品の背景を調べること」 の中で 「言語」について お届けします♪ 前回 「作品の背景について知ること」 についてお届けしました そして ・歴史の関係 ・文化の関係 (言語・絵画を含む) ・宗教の関係 上記のような、内容が 作曲理論(音楽の専門の学校では 当然教えてもらえる内容のため ここでは、省略しました) の他に、ピアノの演奏に 不可欠であることを 書きました。 そして、知ることにより 深まれば深まるほど 世界が拡がり 楽しい♪作業であること も書かせていただきました。 そして 「言語」 これは、多くの先輩演奏家の 方々から、「早々に身につけるように」 と、私自身は教えを受け 工夫をしてきた部分です。 では、それがなぜか・・ わかりやすく、教えてくれた 先輩の言葉をお借りします。 恩師で、ピアニストの フランス・クリダのクラスの 授業で、ポルトガル人のとても 素晴らしいピアニストが 演奏家クラスにいました。 そして、 パリは17区、マルゼルブ地区の エコール・ノルマル音楽院。 留学して初回のレッスン そのポルトガル人男性の先輩も 近い国からとはいえ ポルトガルからの「留学生」で 「外国人」として、留学当初の話を してくれました。 「フランス・クリダ先生は 何でも弾ける先生だから フランス語があまりわからない時も レッスンでは言葉の問題を あまり感じなかった。 でも フランス語をわかるように なればなるほど そのレッスンの 内容に深みが増して、 更に レッスンから吸収出来るものが 増えるのが、わかったんだよ。」 初レッスンで 右手と右足が一緒に出てしまうような 状態でいた私に シンプルに 「まっすぐ」に 響く言葉でした。 そして、その先輩の言う通り フランス・クリダ先生の 「作曲家のこと、作品のことを 良く理解することが大切なのだ」 という、信念。 その教え、その内容を こちらの吸収度に 応じて、増やして下さる様子が わかりました。 また 作曲家、「本人の世界観」を知るためにも やはり、その人が、話していた 「言葉」を知りたいですし 「旋律」は、「言葉」を想定して 書かれている場合も多いのです。 一方  ネット上には、各劇場の、資料が 公開されています。 だから、知りたいことを PDFで落として、読むことが 可能ですし 世界のどこにいても 多くの情報が 入ってきます。 私自身 個人的に、資料の少ない近代作品を 演奏することが多いため プログラムを作ったり 資料を作る際にも 大変に、ありがたく利用 させていただいています♪ そのため そういった意味で 「言語」に親しんでいることが その「作品」に馴染むことが 出来る「カギ」の場合もあります。 そんな意味で 「作品の背景を知ること」 の一つとして 今日は 「言語」についてお届けしました♪ 次回は 「作品の背景について知ること」 「文化」を お届け致します。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 皆様 いよいよ夏も本番 8月になりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、ピアノの 「作品の背景について知ること」 について、歴史、言語、宗教、 連続してお届けしてきましたが もうひとつ 今日は 「ピアノ作品と文化」を お届けしたいと思います♪ 「文化」と一口にいっても 多くの分野がありますが メルマガでお伝えしたい大きなところ また、字数に限りがあるなかで 最小限で 「ピアノ作品、演奏に関わってくる文化」 を考えたいと思います。 ずばり 「多分野の芸術との関連」 が一番大きな要素 だと考えられます。 ・美術 ・文学 この2分野から非常に多くの作品が 生まれています。 はたまた「美術」「文学」を 源泉にしている「作品」 そこから 「インスピレーションを得た作品」 小説家、画家、彫刻家 の「発想」 わかりやすい例として 皆様もご存じの通り 印象派の画家、モネ、マネ、などから 非常に色彩表現を影響を受けて クロード・ドビュッシーは 作品を多く残しています。 そして 「ダンテ」から フランツ・リストはピアノ作品を 生み出しました。 美術、文学からの創造作品 実際に、その絵画、本を読み 「感動した場面を共有する」 ことは勿論のこと 多くの人が 「感動する部分」を 「知り」「共有する」 ことは、更に 「作品への理解」 を何倍にも増大してくれます♪ ここが、また 「具体的に」 どこに「楽譜上で繋げていくか」 「感情表現につなげていくか」 「テクニックにつなげていくか」 に、「落とし込まれる」 ことにより 確実に 「演奏」 に「色合い」と、「立体感」「重厚感」 「説得力」を生み出します。 これは、普遍の「学び」の 部分でもあり 一生、演奏活動をしていく中で 「ブラッシュアップ」 される部分なのではないかと 感じています。 自分の「理解」が深まれば 同じ作品を弾いても 「新しい景色が見える」 「違う演奏になる」 そう感じるのは、ここなのではと 思っています。 恩師で名ピアニストの フランス・クリダに 「ピアノの魅力は何ですか」 とインタビューをした ピアノ専門誌の 記者がいました。 ※私は、通訳で同行 していました。 その答えとして 「一生、成長して行けること」 この言葉に、驚いたのは 私だけでしょうか。 もう、既に若くして リストの全集を女性ではじめて 録音をされ、「20世紀のピアニスト」 の名前に名を連ね 「レジオン・ドヌール勲章」(フランス名誉市民) を手に、ヨーロッパ中心に 大活躍をしていたピアニスト その「背」の偉大さに いまも、なお 気持ち、引き締まる昨今です。 それでは 実際に 「作品の背景の調べ方 アイデア」 を次回はお届けしたいと思います。 今日もメルマガを最後まで お読みいただき ありがとうございました♪ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 今日は 「ピアノの背景について知ること」 前回は「文化」について 美術、文学との関連 演奏に具体的に落とし込むことの効果 をお届けいたしました。 今日は 「ピアノ作品の 背景の調べ方 アイデア」を 書いてみたいと思います。 ピアノ演奏には 「技術」が大変大切な 「表現」の一つになります。 そして 「ピアノという楽器を つかいこなすこと」 事によって 「演奏」が完成します。 また その中に内包されている 「ピアノを演奏をする側」 「ピアノを聴かれる側」 両方で、共有している 「目に見えにくいもの」 ではあるけれど 「なくてはならないもの」 「楽しみ」 として 「ピアノ作品の背景」 があります。 当たり前ですが 「作曲者」がいます。 だから 「理解」して差し上げる ことにより 「過去の世界に生きた 作曲者の音楽世界を 一緒に、楽しめる」 そういう、「喜び」が山ほど 内在しているのが 「楽譜」です。 「楽譜」の奥に 描かれている「目に見えないもの」 正確に「音符」を読むために やはり 「背景」をしること 「作曲家」の伝えたいこと をしること以外に 何があるでしょうか。 では 具体的に どうやって調べて行くのか ・各作曲家の時代と、特徴 まず、これを洗いだします。 それぞれの、時代によって楽譜の書き方 ※印刷技術、出版社の楽譜の状態も含め 作曲家が、どこまで明瞭にかいている ひとだったのか・・・ 例として ロマン派のピアノ作品 ショパン、リスト この大作曲家を比較すると 対象的である事がわかります。 こまかい部分まで、指示がある作曲家の 読み方と、「センスに任せる」という ニュアンスでありながら 「舞曲」などの伝統的なスタイルが 歴然と存在する。 そういった特徴が、それぞれの 作曲家に、その時代の風潮、伝統に 特徴として表れます。 1例ではありますが こういった内容を、しることは 「大前提」になります。 また 自分のアイデア一つで 「情報」の集め方は限りなくあります。 でも、「誤情報」や 「権威者による、偏った情報」もあります(笑) どんなに素晴らしい研究者でも 「研究し始めの意見」「研究が進んだ後の意見」 が違う場合があり 同じ著者の文献を読んでも 「??」 と違う場合があります。 そのため、やはり 出来るだけ「自身で集めて編集する」 形をとるのが、最も「現在形」 ではないかと思われるのです。 ショパン、ベートーベン、モーツァルトをはじめ 多くの、ピアノレパートリーとして、長く 演奏されてきた作品 長く教えてこられた人の、研究されてきた方々の いる作曲者の場合 文献が非常に多くあります。 図書館、Amazon、古書を追っただけでも 多大な蔵書を手に出来ます。 また 映画などで、名監督が時代背景も確実に 描写している作品になっている ものもあります。 「人物像」「歴史」を知るきっかけになります。 そして やはり、作曲家自身がピアノ曲の場合 西洋の人がほとんどです。 そのため 英語圏、フランス語圏、ドイツ語圏 スペイン語圏の方が やはり、はるかに、よく語られている そして 作曲家の言葉が残っている場合が あるのです。 ただ 長らく、ピアノに携わってきている 人であれば、特に、音楽の専門の 学校へ行っていた人であれば 第二外国語レベルであっても 「専門用語」は 「同じ」なのです。 そして、「ピアノの歴史」 「作曲」「音楽の基本用語」が 頭に入っていると 「外国語」で読んでも 幸いなことに、「理解できる」 ことが多いのです。 だから ここは、ちょっと頑張って 辞書と仲良くして 「外国語」で必要なところは 読むべし♪ ※おそろしく短時間で 新事実をしることが出来たり します。 そして、 ヨーロッパの、美術館、劇場 街がfacebookbook twitter などで、蔵書や歴史的な出来事 過去の演目のプログラム(ここに たくさんの解説が書いてあります) を公開しています。 外国からのアクセスは歓迎して もらえることもあります♪ 「登録」したり ツイッターなどでは「フォロー」 して、「過去、こんな演目がありました」 「こんな出来事がありました」という 情報をチェックしておきます。 こまかい、事実であったとしても 特に、過去の歴史、国と国の間の関係 戦争前の姿など、ヨーロッパの流動的な 占領地の歴史などは、頭で整理しやすく なります。 歴史の背景がみえてくると なぜ「ここで作曲家が外国へ出たのか」 「海外で演奏しはじめたのか」 「どういう気持ちで、この作品に 取り組んだか」 「なぜ、パトロンがこの人なのか」 「誰との出会いがあったのか」 「どの国の、誰の影響を受けていた時期か」 などなど 「なぜ??」 が、理解できて 作品を書いている作曲家の 人物像、人生を追うことにも 役立つことが多いのです。 ※Amazonなどは フランス、アメリカから 取り寄せることが多いですが 音楽関連の蔵書や楽譜が豊富で 2・3週間でほぼ、届きます。 音源に限っては いまや、国を越えて 海外の音源をDLして聴くのは 簡単なことは皆様ご存じの通り。 ナクソスミュージックライブラリー 私も、先日 自身のCDが 登録されて、聴けるようになりましたが 「アルベニス/入り江のざわめき」 (Albeniz/Rumores de la caleta) マイスター・ミュージック ※ストリーミング形式 ナクソス以外にも、アマゾンMp3で 多くの演奏が手に入ります。 なかなか、それでも情報が手に入らない場合 作曲家の生きた国、活躍していた国 楽譜の出版されている国に 直接、足を運びます。 ※この「実際に足を運ぶ」ことについては また改めてお書きしたいと 思います。 充分、「日本にいながら」 「パソコンの前にいながら 集まってくる情報」だけ 列挙したとしても このように、豊富にあります。 「作品を知るアイデア」の一つとして 今日は、すこし書かせていただきました。 どうぞ 素敵な週末を お過ごしくださいますように。 また、次回のメルマガでお目に掛かります。 8月3週目 「ピアノと脳」 皆様 いかがお過ごしでしょうか。 夏休みを取られている方は 良きバカンスになられたでしょうか。 さて、今日は 「ピアノと脳」という タイトルで届けします。 「ピアニスト人生は長い」 ことで業界では有名です。 私自身、ピアノの世界を志した中学の頃 ピアノの雑誌を見ると 100歳近いおじいちゃんが すごいコンサートをやってのけている 姿があったりすることに 「一体、体がどうなっているんだろう」 と、衝撃を受けていました。 数年後、やはり、高校の頃、ラフマニノフの 「パガニーニの主題による狂詩曲」を聴き ジャケットの裏面を見ると ルービンシュタインの姿。 老眼鏡をかけ、楽譜をのぞき込んでいる 姿は、本当に普通の 「その年齢なりの ごく自然な姿」 であるのにも関わらず 流れてくる音楽の生き生きとした スピード感と猛烈なテクニック。 ダイナミックな音量と繊細で美しい 旋律の数々の感動は、今も 鮮烈な印象を残しています。 話は戻りますが 長くピアノを弾いている先生に 話を伺うと、やはり、一工夫を 生活の中でしていることがわかりました。 一方 「ピアノを弾いている人の状態」 これは、実は、医学的に 解明されていないそうです。 細かくは「脳の状態」 「手の状態」です。 脳や首は、たくさんの神経と細胞で 出来ていて、当然、複雑なところ だそうですし、「手の平」に いたっては、「神秘の世界」 と言われているそうです。 明らかに解明されたら 微妙な表現をも 「ロボット」に真似が出来る 時代が来るかも しれません。 ・・・が 幸いなことに ピアノの演奏の場合 まだまだ遠い世界の話のようです。 それでは 今日は 「ピアノと脳」を お届けしました。 素敵な週末をお過ごしください ますように♪ 皆様 おかわりなく お過ごしでしょうか。 ピアノの湿度もこれから 9月に向けて、少しずつ安定の季節。 私のピアノ環境の場合 毎年9月10日くらいに 突然・・ ピシーッと タッチと響きが変わります。 「日本の秋」を感じる瞬間です♪ さて アルゼンチンのニュース番組サイト(ツイッター上) にて、先日、音源を紹介していただきましたので 遅ればせながら、ご報告です。 2014年に発売いたしました CD ファリャのバレエ音楽「恋は魔術師」を タイトルにした作品。 (コンサートライブ 日西交流400記念リサイタル 「恋は魔術師」 後援:スペイン大使館 ) たまたま こちらの中の一曲が、今回 「アルゼンチン」の テレビニュース番組 RDN24 レッド・デ・ノティシアス 「Red de noticias 」 http://www.rdn24.com/ ツイッターの担当者の方が 注目してくださり 「ベティカ幻想曲」(ファリャ作曲) 「今日の音楽」(ムジカ・デ・オイ) 「スペインの音楽」 として、紹介されました。 Amazon 日本版はこちらからご購入いただけます→ https://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%AF%E9%AD%94%E8%A1%93%E5%B8%AB-Amor-Brujo-Natsuko-Hosokawa/dp/B00LHS5CQ6/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1503113224&sr=8-3&keywords=%E7%B4%B0%E5%B7%9D%E5%A4%8F%E5%AD%90 CD発売時に「録音が少ない作品」 と言われていた ファリャの「ベティカ幻想曲」 ※2014年時点調べ。 この「ベティカ幻想曲」は スペイン「アンダルシア地方」の乾いた風や スペイン南部の街の情景を描いている 美しい作品で、(早い時期に、文明と都市開発が進んでいた 地方) 作品です。 「パリが無かったら、何も成し得なかっただろう」 という言葉を残した マニュエル・デ・ファリャ、 フランスの作曲理論と、スペインの歴史と風景が 合体した、大変美しい作品でもあります。 日本版、CDとともに  お聴きいただきまして 感謝しております。 この場をお借りして ご報告とお礼をもうしあげます。 今後とも、良き、演奏をお聴き いただけるピアニストでありますよう 更に、気を引き締めて 参りたいと思います。 素敵な週末をお過ごしくださいますように。 皆様 こんにちは 9月第一回目のメルマガになりますが 寒暖の厳しい残暑を いかがお過ごしでしたでしょうか。 さて、早速本題に入りたいと思います。 「暗譜」 これは、ピアノに関わる人は 小さい頃から慣れ、親しんで(?!) いるものです。 そのため、仲間で話をしていても 同業者で仕事で話していても とっても、盛り上がる、 面白い「話題」の一つでもあります。 そして、先生にあたる人が 現役の演奏家の場合 それを、模範として見せてもらえる ことも、大変有り難いことでもあります。 頭がくらくらするほど 円形脱毛症になるほど(笑) レパートリーを叩き込んでいた 留学中。 いつか、「楽」になる日が来るのだと 思っていました。 ・・・・が! 暗譜は、「永遠のお友達」みたいなもので ある。 と、いまは、思っています。 また、多くの仲間から話を 聞いた中で、暗譜の仕方も それぞれ、違うことが 面白いところだと感じています。 楽器によって違う ・・・というよりも 「クセ」「習慣」によって 覚え方が違う傾向があるように 感じています。 いずれにしても 共通していることは 「結果オーライ」 そして、次に 「指」で覚えてしまう「だけ」は 「NG」 ということ。 ピアノがある程度 弾けるようになるまでに 既に、子供さんでも、多くの曲を 暗譜する訓練をしています。 だから、その間に自然に基本は 身についているわけです。 その「規模」が大きくなって 2時間、3時間・・など 「一度に記憶している量」を増やして 負荷を大きくするわけです。 その「訓練」によって やはり、自分なりのやり方を 模索する。 それが、基本的な方法です。 個人的に、わたしは 楽譜が「絵」のように 頭に入っていくため 楽譜のページをめくったところが 何の音になっているかが わかっているのも 「嬉しい」方です。 そして、なぜか 「スピードが速く」 技術的に「入り組んで、難しい」と いわれている作品の方が 明らかに、「苦労なく」 頭に入ります。 これは、自分でも とても 「ミステリー」な部分ですが それが 私の「暗譜のクセ」というわけです。 反対に、「テンポのゆったりした」 「難易度が高くない」(といわれている) 作品は、別個にまとめておき 弾く時間の他に 時間を作って、楽譜をみて 覚えるようにしています。 つまり 「スピードと難易度によって 覚え方を変える」 方法をとっています。 次回は、1例として15ページ程度の 作品を(ピアノの作品で多いパターンの一つ) 具体的に、どうやって覚えて行くかを 書いてみたいと思います。 季節の変わり目 どうぞ、お体大切に お過ごしくださいますように。 また メルマガでお目に掛かります♪ 1回目ここまで へんしゅうご 皆様 こんにちは 9月第一回目のメルマガになりますが 寒暖の厳しい残暑を いかがお過ごしでしたでしょうか。 さて、早速 本題に入りたいと思います。 「暗譜」 これは、ピアノに関わる人は 小さい頃から慣れ、親しんで(?!) いるものです。 そのため、仲間で話をしていても 同業者で仕事で話していても とっても、盛り上がる、 面白い「話題」の一つでもあります。 そして、先生にあたる人が 現役の演奏家の場合 それを、模範として見せてもらえる ことも、大変有り難いことでもあります。 頭がくらくらするほど 円形脱毛症になるほど(笑) レパートリーを叩き込んでいた 留学中。 いつか、「楽」になる日が来るのだと 思っていました。 ・・・・が! その後 更に、求められる 「範囲」と「ペース」が 大きくなっていくだけのお話でした。 また、近年、スペイン作品も 増やしているため コンサートで弾くか、録音するか わからないけれど、レパートリーに しておく。。 という作品が加わり ここまで来ると 「楽譜や暗譜は、”永遠のお友達”なの♪” ・・・と いまは、思うようになりました。 そんな「暗譜」 方法には「個性」が出来る事も 非常に面白いことだと感じています。 楽器によって違う ・・・というよりも 「クセ」「習慣」によって 覚え方が違う傾向があるようです。 いずれにしても 共通していることは 当然 「結果オーライ」 ルールとして、基本 「指」だけ 「音」だけで覚えてしまう・・ これは ダメですよ。 ということ。 また ピアノがある程度 弾けるようになるまでに 既に、子供さんでも、多くの曲を 暗譜する訓練をしています。 だから、その間に自然に基本は 身についているわけです。 その「規模」が大きくなって 2時間、3時間・・など 「一度に記憶している量」を増やして 負荷を大きくするわけです。 その「訓練」によって やはり、「自分なりのやり方」を 模索する。 それが、基本的な流れです。 個人的に、わたしの場合を書いてみると 楽譜が「絵」のように、そして 「建物」のように 立体的に 頭に入っています。 ただ なぜか 「スピードが速く」 技術的に「入り組んで、難しい」と いわれている作品の方が 明らかに、「苦労なく」素早く 頭に入ります。 これは、自分でも とても 「ミステリー」な部分ですが それが 私の「暗譜のクセ」というわけです。 反対に、「テンポのゆったりした」 「難易度が高くない」(といわれている) 作品は、私には「難易度が高い暗譜」 と、とらえてます。 そのため 別個にまとめておき 弾く時間の他に 時間を作って、覚えます。 つまり 「スピードと難易度によって 覚え方を変える」 方法をとっています。 次回は、1例として15ページ程度の 作品を(ピアノの作品で多いパターンの一つ) 具体的に、どうやって覚えて行くかを 書いてみたいと思います。 季節の変わり目 どうぞ、お体大切に お過ごしくださいますように。 また メルマガでお目に掛かります♪ 皆様 こんにちは 秋の声が聞こえる季節になって まいりましたが いかがお過ごしでしょうか。 さて、前回は 「暗譜」について すこし書かせていただきました。 今回は 具体的にどうやって覚えているか 1例として、書いてみます。 例えば・・・ 15ページの曲があるとします。 (難易度高め、速度高目の場合) ※前回、お書きした通り、速度が低く 難易度の低いタイプのものは、別の 方法を取っています。 ・構成をみて、内容を分析します。 (この時点で、何冊かの版を比較して 取りあえず、一冊を選びます。) ↓ ・他の曲も練習しつつ、毎日 3ページ(程度)ずつくらい 弾いてみます。 ↓ ・次に5ページずつなどに増やして 弾いてみます。 ↓ ・次に暗譜をします。 3ページずつくらいではじめます。 ↓ ・5ページに増やして音や 細かい表示を〇暗記します。 ↓ ・楽譜をみないで 半ページずつ弾いてみます。 ↓ ・楽譜を見ないで、1ページずつ暗譜 出来ているか 確認します。 ↓ ・全体の構成を考えながら 全部を組み合わせて弾いてみます。 ↓ 追加として・・ ・許されるならば、1カ月くらい放置して 頭の中で熟成させます。→そして再度 弾いてチェックします。 こういう覚え方をしています。 大概の作品が 「まとまり」がありますから そこを、あえて分割して 覚えた方が、「部品」を「磨く」 ことがしやすく 最後に組み立てたときに、 「起承転結」が 作りやすいからです。 また 「彫刻」や「建築物」が出来ていく プロセスをみていると かなり「近い感覚」を覚えて とても参考になります。 多分、多重旋律と複雑な 音型と、技術が組み重なって いくピアノ作品の特徴が 「建物」みたいに みえているからなのではないかと 自分では考えています。 次回は、「自分と上手く付きあうこと」について ※ちょっとおかしなタイトルですが。。。(笑) 書いてみたいと思います。 どうぞ、素敵な週末をお過ごしくださいますように。 皆さま こんにちは 秋もすこしずつ 深まってくる季節となりました。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、今日は 「自分と上手く付きあうこと」 について書きたいと思います。 というのは、私個人、1ピアニストとして コンサート活動を20年以上しているにも 関わらず・・・ 「曲が仕上がっていくまでの過程」は 小学生の頃と 「何ら変わりません」 多分 「これからも変わらない」 ことだと感じています。 ピアノを 「練習する」「楽譜をよく理解する」「暗譜する」 →「本番で弾く」または「録音する」 非常にシンプルな流れです。 生活の中で いかに、効率よく、楽しく続けるか 「良い習慣」をつけていくか。 そこで、大きく「効果」に違いが出るわけです。 ※勿論、個人差も非常に多くあります。 「自分が上手く出来た事、上手く行かないこと」 「得意なパターン、すこし時間をかけるべきもの」 この現状を受け入れて、すこしずつでも 変化をおこす。 「今日よりも明日。。。」と 毎日上手くなって、「前進」をしていくこと。 たまには後退したりすることも勿論 あります。人間ですから・・・(笑) ただ「自分と上手く付きあうこと」 嫌な部分もあったり、えーい、許せん!というところも 部分も「とほほーっ」というところが あっても、「自分」は辞められません(笑) 適当に褒めつつ、自分をあやしつつ。。 反対に 「大人として、社会人として」 「長いピアノ歴があること。」 「優秀な成績であった」などの いまから、ちょっとした 「過去の栄光」なども 非常に「いらない」要素です。 「かなぐり捨てちゃって良い♪」 ところです。 今の「目の前のピアノ」の 「シンプルな大切なこと」 ここに集中して進む♪ そして、それが上手く出来たら 美味しいものでも食べて・・ ご褒美でも作って 愉快な習慣に「昇華」させること これは、訓練でできるものなんだと 思います。 「幸せな時間」を 増やしたいものです♪ 今日は、「自分と上手くつきあうこと」 について 書いてみました。 1、ピアノメーカー 「新旧」「国内外」 日本には素晴らしいピアノメーカーがあり ヤマハ、カワイ 私は、日本人ですから 勿論、小さい頃から 親しんできたメーカーです。 そして、パリに留学していた7年間の間 エコール・ノルマル音楽院という母校には カワイのグランドピアノ、ヤマハのグランドピアノが ありました。 そして、ピアノをかりる、レンタルスタジオでも ヤマハ、カワイが置かれており パリジャン、パリジェンヌにも、「安定の大人気」の 「世界のピアノメーカー」 であることは、間違いありませんでした。 そして、それと一緒に、フランスでは プレイエル、エラール という二大メーカーが、存在し 現代では、新しいものが作られていないことは 残念ですが、各地のホール、サロンには プレイエル、エラールが多く置かれています。 ※プレイエルは、「サル・プレイエル」というホールもあるので ご存知のかたも多いかと思います。 例えば、「ボレロ」を書いたことで知られる モーリス・ラヴェル は「エラール」を 使っていたようです。 それと、同時に、やはり、世界のメーカーといえば 「スタインウェイピアノ」 ホールで、国際コンクールで、歴代のピアニストのお気に入りとして 間違いなく「世界一のブランド」として 最前線を走って来たメーカーです。 「スタインウェイピアノをホールで弾けること」 これが、音楽大学の学生にとって 大きなモチベーションになり 「本番でスタインウェイを弾く」 ことが、練習のモチベーションになって いる事実も、「ピアノ業界」の多くの人が 語られていることの一つです。 さて、その「スタインウェイピアノ」 ホール、リハーサルスタジオ、サロン、録音スタジオで 弾くことができる、「世界一のピアノメーカー」 といわれるピアノ。 どのような歴史があるのでしょうか。 2、スタインウェイとピアノの歴史 スタンウェイピアノが出来る前に 既に多くのメーカーが存在していました。 ベーゼンドルファー(現在、ヤマハが買収して 事実上、ヤマハの上位商品となっています) というウィーンのピアノメーカーが、最も 現存する中のメーカーでスタインウェイピアノと 並んで、元気なメーカーの一つではないでしょうか。 わたしは、スタインウェイピアノを購入するまえは ベーゼンドルファー MODEL200を使っていました。 その二つを比較してみて、「全く違う」タッチと 音色。そして、「作り」にしみじみ、ピアノメーカーの 心意気や、職人さん達の「こだわり」を感じました。 スタインウェイピアノは、そのベーゼンより後にできた メーカーで、当時は、「邪道」といわれた、作成時の 行程があったそうで、(1200の工程の中で、それまでの 伝統的な作り方とは違う工程が含まれていたという意味だそうです。 それ以上は、企業秘密で、教えてもらえませんでしたが。。笑) そう、その1200の工程を経て、1年という歳月をかけて 作られる工場の様子を you-tubeでも見ることが出来ます。 https://www.youtube.com/watch?v=gAVaaB_3Hmo&t=106s スタインウェイピアノ ハンブルグ工場のyou-tube ページより 非常に安定した状態を作るため 木の状態を、乾かしたり、型を取ったり、削ったりという工程に 時間がかかるのです。 というのも、「木」は美しい音色を作ります。でも 乾燥と、湿気により、収縮したり膨張したりする性質があるからです。 手作業で作る、職人の伝統と歴史。 その「手」「長年の感覚」「協力と信頼関係」という 人間の英知の結晶と、思わされる「芸術作品」 その積み重ねで、作られてきた「歴史」 4、2種類のスタインウェイメーカー スタインウェイピアノは、「ハンブルグ」で作ったものと 「ニューヨーク」で作ったものと2つタイプがあり 技術者もそれぞれ違うため 「音色」も違うものを、それぞれ保っています。 調律は「機械での計測」ももちろん使って行われるものですが その各弦の音と音の「混ざり合う」ことで出来る 「和音」の音、遠くへ飛んでいく「残響」は 「各楽器」個体の違い、そして、調律をする人の個性 また、弾く人の個性 がそれぞれでるものです。 講師 ピアニスト細川夏子  業務提携 所属団体 CD・配信お取り扱い先   (公社)日本演奏連盟 http://www.jfm.or.jp/ (株)マイスターミュージック http://www.meister-music.com/menu.html (株)タワーレコード http://www.meister-music.com/menu.html (株)山野楽器 https://www.yamano-music.co.jp/ (株)Amazon https://www.amazon.co.jp/ (International) (株)Tune Core japan https://www.tunecore.co.jp/ (株)レコチョク http://recochoku.jp/  (株)i-tune Japan https://www.apple.com/jp/itunes/ (株)HMV http://www.hmv.co.jp/ (株)楽天市場 https://www.rakuten.co.jp/ (株)ヨドバシカメラ http://www.yodobashi.com/ (株)ダイキサウンド http://www.daiki-sound.jp/ (株)ナクソスミュージックライブラリー http://naxos.jp/nml/ (International) (社)全日本ピアノ指導者協会 http://www.piano.or.jp/ こんにちは 少しずつ秋の声が聞こえてきた今日この頃 皆さんおかわりなくお過ごしでしょうか。 さて、今日は 「音のバリエーションを拡げる」ことに ついて書きたいと思います。 ピアノの音は、無限にあります。 それは、環境(場所、響き方、湿度、楽器 弾き方、体調・・・) など無限に変わるからです。 その様々な要素の内、まずはじめに 「自分で意識的に」作っていける音を扱いたいと思います。 まず 1回目の今日は 「曲のテーマや調性を音色にする」ことについて 書きたいと思います。 ただ、曲を弾くときに、たとえば「明るいことを扱った曲」 「暗い内容を扱った曲」など、その曲のテーマとなる 作曲家が表現したいと思っている「主題」がありますよね。 「タイトル」をみて明らかな場合でないもの以外 例えば「ソナチネ」「ソナタ」など楽曲の形式しか書いていない場合は 調性をみて判断します。 楽曲について、作曲家がいつ、どのような状況で、何を表現したくて 書いたかは、今では、大まかなところまでは、インターネット上で ウィキペディアでさえ調べることが出来ます(ただ、 間違いも多いので 出来れば専門的な文献でチェックすることをおすすめします) その調性が曲の中で一旦、違う調に変わって明るいものから暗いものへ 移り変わる場合もあります。 それを、大まかに把握していきます。 そして、調の特徴的な音を出来れば把握しておきます。 例)ト長調ならば 主和音のソ、シ、レ、調号のファのシャープなど その調の明るさを強く感じられる(ト長調として)音を少し強調して弾き 調合のファの音のシャープが更に明るく感じられることを強調してみます。 転調してファのシャープが半音下がった場合は、それをまた少し強調して 弾いてみます。 調性から「音を響きを感じる」というやり方で、大きくまずは曲をとらえることで 論理的にも響きとしても体感することが出来ると思います。 ※調性は作曲家が曲をつくるときに、とても考え抜いて決めていることですので それを大切に扱い、感じ取ることが、曲を理解することに繋がると一般的に言われています。 実際に今弾いている曲の楽譜をみてみていかがだったでしょうか? 次回は、実際に音の響き、「明るい音」を出すには、「暗い音を出す」にはという ピアノの技術的なことについて、次回は触れて行きたいと思います。 こんにちは いつもブログをお読みいただきまして ありがとうございます。 今日はピアノを弾くときの「姿勢」について お話したいと思います。 普段皆さんは、歩いているとき、腰、背中、頭と どこを意識していますか? あたりまえの普段の動きは、意外と「無意識」だということが 普通だと思います。 でも、この「意識」する場所を変えたら、肩こりなども 人によっては吹き飛んでしまうこともありますし ピアノに関しては、手の動きがとても柔軟に なり、様々な音色を出すコントロールが自分で 調整できるようになります。 私の場合、小さい頃から私も教えていただいていた先生に 習慣付けていただいたもので、子供の頃は「無意識」でした。 練習時間が増え、コンクールを受けたり、演奏活動をする中で 「体のメンテナンス」を 意識するようになり、更に指導者としての生活の中 様々な整体の先生、整形外科の先生のご意見、また、 内外の理学療養士の方の本を 読み、自分なりにまとめて来たものをご紹介しています。 ピアノのレッスンでは 図を使って説明して いるのですが、今回はブログで言葉で簡略ながら お伝えしたいと思います。 まず 「自然な楽な姿勢」の探し方です。 普通に立った状態で背骨の存在を感じてみてください。 そして、そのどこで「重心」をとっているかをみてみましょう。 一般に「よい姿勢」と思われている「軍隊の敬礼の姿」は 身体に実はかなり負担をかける立ち姿で、「背骨のうしろ側」 (体の裏面側)に重心がある状態です。 それを、自然な状態に戻すため 少しだけ全体に「前のめり」にします。 そして、それと同時に背骨のおなか側(体の前面)で 「重心」を取るようにしてみます。 そして、ピアノを弾くことをイメージしながら 「背骨の後ろ側」に重心があるとき と 「背骨のおなか側」に重心があるとき で手の動きが違うことを確認してみてください。 そして、勿論「自分に取って一番手が動かしやすいところ」が ただしい楽な「姿勢」で「バランス」です。 よいバランスで座っている時は、体全体がグラつかずに 手の動きに体が自然に対応できて 力強い音も すばやい動きも楽に出来ることを感じると思います。 それでは「自然な姿勢」に続き、次回は 「頭」「アゴ」の角度 位置についても お話しして行きたいと思います! いつもブログをお読みくださり ありがとうございます。 さて、今日はピアノを弾くときの「身体のバランスについて」 お話したいと思います。 普段の生活でも「歩き方」「姿勢」などを 考えた事のある方は多いと思いますが ピアノを弾く時もその続きで、自分にとって 一番「楽で」「無理のない」姿勢と弾きかたが 演奏にも練習時の上達にも大きく関わっています。 ピアノは手、頭、腰、足でバランスをとって弾きます。 頭からの司令を首から肩、上腕、ひじ、手、指先を通る神経をどこかでとめて しまうことなくピアノヘ伝えるため、上半身がのびやかで自由に なっていること。 そして それをグラグラせず 上下、左右に自由に瞬時に動ける (あっちこっちに音が飛ぶ曲がピアノ曲には多いのですから) 背筋、腰、足の状態を自分で知っておくこと が大切です。 そして、大概の場合、その「楽な」姿勢は、「美しい」状態でも あります。 椅子の高さ、手の角度、頭から腰の位置 あごの角度 ペダルを踏む足の場所、座る足の角度、左右の足の位置 が具体的に変化させて行ける場所です。 人はそれぞれ手の長さ、足の長さからからだのあらゆる 場所のサイズが違いますから そこは、その事をよく知る 指導者に実際に見てもらいながら修正していくことで ピアノの「弾けなかったものも弾けるように」なる可能性が 大いにあるのです。 また、小さい頃にその習慣をいかに付けられるかは その後の上達に大きく関わります。 この身体バランスについて、それでは これから一つ一つ 次号からお話して行きたいと思います。 今日も、ブログをお読みくださいまして ありがとうございました! ピアノが好きなこのブログの読者の方はすでに   大変良くご存知かと思いますが      ピアノを弾く人が 必ずや通る「脱力」というテーマ   前回は「体に関すること」でした。   ピアノの脱力のためのからだ、良い筋肉、骨、関節を維持する   「自分にとっての良い食生活、生活のリズムノートを作り実践すること」      これが前回のお話でした。   今日はピアノを弾くときの「脱力」についての第3段となる      「楽器の扱い方」です。   脱力の第1弾の「心理的なもの」も一緒に読んでいただくと   わかりやすいかとおもいますが、ピアノという楽器は皆さん、よくご存知のとおり   大まかに黒く塗られた外の部分は楽器をささえ、響きを美しくさせる共鳴     の役割をもち、床とその場所の天井、壁と一緒に響きあうつくりになっています。   そして、弦を鳴らすのは、ハンマーというフェルトで覆われたトンカチのような   器具、そのハンマーの動きを調節しているのが、鍵盤となっています。   細かいメカニックの調節は、調律師の方と相談しながら、タッチをどうするか   この音域をどう響かせるか、隣の音とのつながりをどのくらいなめらかにするか   音色の華やかさはどの感じにするかは、優れたコンサート用ピアノを扱ってきている   調律師の方は、本当に見事にそれに応えてくれます(ピアニストと調律師さんとは   専門が違うので、多少使うボキャブラリーが違うのですが、良い演奏会にしたいという   気持ちは常に同じなので、歩み寄りながら音をつくっていきます)   その調律された楽器のよさを存分に出すこと、これがピアノ演奏を良くするための   大切な要素のひとつとなります。   ピアノはまた、弦の張り方、弦の種類が高音域、中音域、低音域でそれぞれちがいます   そこをまずは攻略です。高温のアルペジオなどがでてくるものをまず試してみて   その響きをみてみます。そして、アクセントで弾くところの短いタッチでの響きを   みてみます。(ペダルを踏むときと踏まないときと2種類)      そして、中音域の部分で何か少し弾いてみて、どのくらいの重み、どのくらいの   音量があるか確かめます。その後、かなり低音の方でフォルテでアクセントで弾いてみます。   オクターブでひくのが良いでしょう。(いずれもペダルを踏むときと踏まないときと)   なぜかというと、フルコンサートなど大きな楽器の場合には、楽器全体が最低音の部分を   オクターブで弾くと楽器自体に地震が起こったかとおもうような振動が起きることがあり   本番中にかなり心理的に動揺することがあるから、その程度をテストしておく必要があるからです。   そして、その後、中音域~高音域へのつながりがどうなっているかを確かめます。   その部分を使う曲を実際に弾いてみるのですが、この時、どこで音色が変わるかをチェックして   頭にいれます。そして、中音域(最も、まとまったおとを出しているとうるさくなりがちな音域)   をどのくらい抑えると、高音域の伴奏として中音域を弾くときに適切なバランスになるかを   確かめます。そして、低音域も含め全体に実際の音量で弾いてみます。低音域をどのくらい   肩、腕の重みをかけ、胸、おなかでささえると低音の弦の響きをからだをつかって出せるか      を聞きながら 低~高音域の自分なりに弾きやすいバランスを(その場、そのピアノで)頭に   いれます。      そして、自分がその日弾く曲に頭の中で音を組み立てていきます。   その中で、コンサートであれば、その日弾く曲のなかでイメージしにくい曲とその日の   1曲目を弾いてみるのがおすすめです。   短時間で楽器を良い状態で扱えることは、常に楽器を持ち歩けないピアニストの      大切な技術の一つでもあり、その課題に向き合うことで、ピアノという楽器への   仕組みをよく知ることができるとおもいます。   今回は 「楽器の扱い方」ペダルを含めて、ピアノの箇所別にピアノという楽器を知って   扱うやりかたについて書きました。          次回は 脱力をするための第4弾の「外部の原因」について、   お話して行きたいと思います。   本日も、ブログをお読みくださり、ありがとうございました! ピアノが好きなこのブログの読者の方はすでに   大変良くご存知かと思いますが      ピアノを弾く人が 必ずや通る「脱力」というテーマ   前回は「心理的なもの」でした。ピアノという大きな黒い楽器を前に      良い情熱をいかにピアノに伝えるかのポイントは「がんばらず」「戦わず」      「仲良くする」ことが早道というお話でした。   今日はピアノを弾くときの「脱力」についての第2段となる      「からだに関すること」です。         ピアノは職人が作った手作りの楽器、湿気や温度でコンディションがガラッと     変わりますし、調律の具合でまた別の楽器かとおもうような変化を作れる   多様な顔を持つことが素晴らしい楽器です。   この変化を自然に感じられる「からだ」を整えて行く事もとても役にたつ   ピアノの「技術」だと思います。   それは、ピアノの方が変わるのですから、それを感じる「自分」の方は     常に同じに保つことを目指すことがまず基本で、そのための「体調管理」が   大変大切になります。   具体的には、ピアノは「筋肉」で弾くのではありませんが、でも、筋肉、関節、骨が 健康で   あること、それを充分にのびやかに使えていることが大切です。   自分なりの起きてからピアノヘ向かうまでの 良い流れを毎日でつくリ、からだの状態を   把握すること、そして、食生活を、テレビや知識として「健康な食生活」ではなく   自分の体が「元気で心地よい」食生活を編み出すこと すなわち「ピアノ健康法」とでも   名付けたくなる程、ピアノは「人を健康にする楽器」なのです!   果物がパワーになるピアニスト、お肉がパワーになるピアニスト、ベジタリアンのピアニスト   お酒を飲むと疲れがとれるピアニスト、ご飯がパワーになるピアニスト、玄米がパワーになる      ピアニスト、それを毎日ノートなどに書いて、体調が良く、すっきりと全身が開放されて     ピアノに向かえた時に、何をしていたかを追求するのは、とても楽しいことで また   これには意外な発見がきっといろいろあって驚かれると思います。   私はもともと体が強い方では無かった上、体が細すぎてピアノがこれじゃ弾けない!と   先生方に良く言われていたので、(今は自然にお肉も付き、その問題はありませんが。とほほ)   あらゆる健康法を試しました。ここを言及すると、何冊も本が書けそうな勢いなので(笑)   ここでは省略しますが、ピアノの脱力のためのからだ、良い筋肉、骨、関節を維持する   「自分にとっての良い食生活、生活のリズムノートを作り実践すること」      これが今回のお話でした。   次回は 「楽器のあつかい」について、からだの「使い方」について具体的に   お話して行きたいと思います。   本日も、ブログをお読みくださり、ありがとうございました! 今日はピアノを弾くときの「脱力」について触れてみたいと思います。 ピアノのレッスンで「力が入ってしまう」コンサートに出るとキンチョウで 「かたくなって手が普段どおり弾けない」そんな悩みを良く聞くことが実際 私もレッスンをしていて大変おおいのが事実で、私自身もいろいろな試みをしながら 長いピアノ生活をして来ました。 これを「レッスンや普段の練習で力んでしまう」事と、「本番でかたくなる」の 2つにわけてみたいと思います。根本的に違う問題が潜んでいるからです。 なぜ、力むのか?皆さん、考えた事がありますか? たとえば 体が小さい子どもの場合は「楽器が大きいから」「手が小さいから」で  おとなの場合「先生が恐いから」「レッスンヘいくと楽器が違うから」「練習不足をしてしまったから」などなど、様々な理由があると思います。      この「力み」を解決して行くのに、 1 心理的なもの 2 からだに関すること 3 楽器の扱い  4 外部の原因によるもの   この4点にさらに分けられるとおもいます。   では どうやって対処していくか   まず1つ目の「心理的なもの」   「ピアノ」という黒い塗りの掛かった大きな楽器を前に、鍵盤の前にすわり       いきなり弾いてすぐに「良いポジション」「良い状態」に入れる事は稀です。   まず、それを受けいれる事からはじめましょう。   鍵盤の重さ、鍵盤のタッチの戻り、高低音のバランス、和音を弾くときに腕に掛かる重み     ペダルの深さ、高さ、これだけでも、常に自分のピアノでなければ違う環境になるわけですから   当然です。     また その楽器の大きさに つい、頑張ろうとする「良い情熱」が   反対に邪魔になる事があります。   だから、「味方を作って行くこと」これに気持ちを持って行くことが良いんだと思います。   「ピアノだって良い音を作って奏でてもらう事を望んでこの姿をしているんだ。」   「きっと良い音をこの部屋で出してあげたら喜んでくれる」  そうおもって簡単に音階や    指練習をしてみるのはどうでしょう。    さらに ピアノの内部にも、気持ちを移し    鍵盤が弾くのではなく、ピアノの中のハンマーと弦の存在を思い浮かべ、どんな風に弦の音色が    部屋ヘ音を飛ばしているのかを(目には見えませんが・・)「感じる」事に集中してみます。      すると、この時点で気持ちがピアノと「仲良く」「挑む」ものではなくなって和らいでくるはず    そして、簡単な指練習を、各音の「質感」「色」「音量」の点で同じになるようにして    頭で考えないで、音を良く聴いて 次に弾いてみる。    その楽器が望んでいる力のかけ方が、だんだんにわかってきます。    ピアノは楽器そのものでは不完全ですが、人間がすわり、良い状態で重みと刺激を与えることで    「完全な楽器」にはじめてなれるように思いますし、    そういう視点で、自分の体を楽器の共演者になれるように、工夫をする事が大切なのかなと    考えています。        皆さんも、是非、いろいろな方法で心をピアノと一体化させてみて下さい。    素敵な音色にたくさん出会えますように。    次回は 2つ目の体に関することを書いてみたいと思います。 6月オペラシティーでのリサイタル時には皆様に大変お世話になりました。 感謝の気持ちを込めて、 ユニセフにチケット売上げの一部を寄付いたしました。 有難うございました。 ユニセフヘは目的としてアフリカの子供たちへの寄付をリクエストして募金を いつもしています。 留学時代に、モロッコヘコンクールを受けに行った時の事。 はじめてのアフリカ大陸、まだ、観光で行く日本人も少なく、数カ国の審査員を ヨーロッパから招聘しての国際コンクールができるという事が、信じ難い時代でした。 贅沢な建物と設備、ステイ先の大富豪の館、ヨーロッパの 大学で高い教育を受けた上流階級の関係者達、コンクールのスポンサーである王妃。 豪華な祭典、授賞式、賞をいただいた嬉しさと共に、その影の部分もたくさん目にしました。 それは、モロッコの人には当たり前の光景も、日本で生まれ育った私には想像もつかない 貧富の差、 線路で遊ぶはだしの子供たち、土で作った小さな家、自分の足で麦の穂を踏む作業をする人達 奴隷のように使われてもニコニコ良く働く上流階級の館の使用人達、 小さな子供たちが一日中、店で働き、ものを売る市場 そんな子供たちがヨーロッパに売られるという事も社会問題となっていました。 日本で生まれ育てることは本当に幸せなのだと痛感し それと同時に モロッコでみた光景に何か力を注ぎたいと思うようになりました。 音楽を仕事にしていることを通じて 将来的にはチャリティーコンサートなどで 形にして行きたいと考えています。 こんにちは さて前回は「脱力」をテーマに 「上手く弾こうとしないこと」で「心を楽にして 作曲家の書いた楽譜と向き合う」 ということについて書きましたが 今日は「楽器と脱力の関係について」 書きたいと思います。 ピアノを弾くとき(ホールの響きを例にして 今回は書いてみます) 「私が弾く」と当然まず思うわけですが その弾いた音が聞いている人、第三者の 耳まで届くまでに、「鍵盤」、「ハンマー」、「弦」 「ペダル」 「共鳴盤」 「ホールの響き」を通過していくことになります。 大きな音と自分でピアノの鍵盤のそばで聞こえても 自分がそのつもりでも、その通過点を通しているうちに 思うほど大きな音になっていないことがあったり 小さな音で弾いたつもりが、全く音に反映されてなかった 気がするのは、このメカニズムのどこかのコントロールが おかしかった事が恐らく殆どだと思います。 「鍵盤」「ハンマー」「弦」をまず考えてみてみると 鍵盤をおろした時、その鍵盤が下に降りるのと同時に 中のハンマーが弦をたたくように出来ていて その「鍵盤」「ハンマー」「弦」はテコの原理で動くようになっています。 そこにどのくらいの「速さ」、「重さ」、「はじき」を掛けるかで 様々な音を調節するのがピアノという楽器のメカニズムですから 「こういうやり方だと、こういう音」「こういう角度で速さだとこの音」 という風にたくさんのパターンを(画家が筆を選ぶように、ゴルファーが パター、ドライバーの種類を選ぶように)ピアノも そのホールの その場所の楽器に応じて自分なりに把握していくことが ピアノの響きに磨きを掛けます。 これは、 美しい音のバリエーションを拡げる とても楽しい作業になります (この音色のバリーションについては次回のブログで書きたいと思います) ※自宅で練習用の電子ピアノを使っている場合は この中の「ハンマー」「弦」がない状態で 鍵盤から直接音が出ますので 反対にこの 「ハンマー」「弦」の操作を削除して弾くと弾きやすいのです。 そして、その「ピアノの響き自体を味方にする」  「楽器は味方」「大切なお友達」という気持ちを持つ。 「響きの様々な種類」 を楽しむ そういった気持ちに心を持っていくことで 体の力が自然な状態になっていくのがわかると思います。 なぜなら、それが恐らくピアノ好きな皆さんがピアノに向う 「本来の自然な姿」だから・・・  そして「ピアノの楽器としての役割」の自然な姿だから・・ 次回は、「音のバリエーションを拡げる」について 書きたいと思います。 ピアノを弾く時、必死につい指をその場所に行かせるだけに 集中してがんばってしまう事が 誰でも!あります。 上手く弾かなきゃ! 成果をあげなきゃ! 焦るばかりに楽譜に書いてある事 その曲のモチーフになる詩だったり 絵画であったり、インスピレーションを 受けたとされた本の内容だったりを 楽譜と繋げて表現する事から 「まずは間違えずに音を弾こう」としながら 「本来の楽譜から離れてしまう」のです。 特に、楽譜を離してアンプをはじめた時期に 楽譜から離れてしまう事が多く そこを釘を刺して下さる先生がそばにいれば 自然に戻れるのですが、そうでない場合、レッスンが 充分にない場合など、その自分の「楽譜から離れた練習」に 「更に磨きをかける」時間が増えます。 そして、ある日、ピアノが、音楽がつまらないものに なってしまう。 なぜか! それは自分が本来好きだったその曲、作曲家の書いている 事から「離れてしまった」状態だから。 でも、それも 音楽理論、作曲法を勉強し論理的な楽曲分析をする事、 時代背景を知るための勉強をする事、その作曲家の記譜法の癖を 知る事楽譜の流れを、大きくとらえる勉強をする事で 弾いているものが、身近になって、音楽が戻って来てくれるのです。 どういう事かと、少し長くなりますが、書いてみます。 まず、ピアノの楽曲はサティやリストの歌曲編曲作品など 以外はほぼ、楽譜に言葉もセリフもありません。 また、ピアノは、本来 オーケストラの全ての楽器を模倣出来る 「総合楽器」決して、他の楽器に真似出来ない、マルチな機能を 兼ね備えている楽器でもあります。 そういう理由で 指揮者になる人は、ピアノで歌、楽器の 全パートを表現する訓練を受けます。 一般的に、「コレペティ」といって、オペラの練習のオーケストラのパート 全部をピアノで表現することを、指揮者は修行時代に体験し マエストロの下で勉強を重ねます。 ヨーロッパでは、そのような伝統があるため、オペラの名曲を 熟知していない指揮者は「2流」として扱われ、オペラを振って来た 指揮者は「名指揮者」として別格の扱いをうけ、音楽界の頂点に立ちます。 そして、ピアノ曲の多くの曲も、そのオーケストレーションだったり 室内楽だったり、2重奏だったり、歌曲のピアノと歌であったり コーラスのソプラノ、アルト、テノール、バリトンであったりという 編成の状態を想定して書かれた楽曲であることが殆どだという 事実があります。 でも、それが、楽譜に具体的には全く掛かれてはいない事が 多いのです。 だから、その部分をレッスンを受け、資料等を集めて勉強するなり 関連する他の楽器の曲を、歌をきいたりして知ること。 楽譜からその作曲家の表現したい 楽器の音、色、響きを読み取る事が、「大前提」として 書かれている事を常に「意識して弾く」事が大切なのです。 その「アンサンブルをピアノで表現しているのだ」という 事から離れた練習は、その「作曲家の意図」からそのような 理由で大きく離れますし 近寄ろうと思って楽譜を勉強すれば、反対に、しっかり頭に 入り、頭の中でオーケストラが大音量で鳴ってくれ 壮大なオペラが、美しい歌曲が、自分の体に流れて来ます。 それは、ピアノを通じて人に感じられるもので 言葉が通じない国の人にも、普段、会った事もない人でも ピアノ、音楽を通じての交流が出来る素晴らしい経験を させてくれます。 「ピアノの技術」はそれを表現するための 「手段」 自分がした練習以上に、受け取る事が多いのが 「アナリーゼ」(楽曲分析)の力です。 なぜなら、何百年も前に生まれ、一世を風靡した 作曲家の恵まれた才能素晴らしい英知を、感性を その時代の香りも一緒に、体感する事が出来るからです。 悩みは成長のチャンス! ピアノを弾く上で 悩み事は様々な形でやって来ます。 でも、それはレベルアップ、成長のサイン。 一人で悩まずに相談をしてみましょう。 同じくピアノを習っている友達、先輩、先生 図書館、楽譜屋さんヘ行けば、先人の経て来た事を 知るキッカケが宝石のように散りばめられていて そこで行動をした人は、先へ進むご縁、チャンスを手に入れられる。 宝箱を開ける鍵となるものを手にいれ、先に進むチャンス。 これまでのやり方がまずかったわけではなく これまでのやり方を卒業する時が来たのだと自分を褒めて あげて欲しいと思います。 経験は、全てムダになりません。 一歩を進み、新しい技術、経験を積む事をためらわずに 自分自身に実践で身につけ続ける事の繰返しが 技術を、表現を磨き、心を鍛えるのだと思います。 0月16日(日)細川夏子ピアノリサイタル     オフィシャルHP http://www.natsukohosokawa.com         スペイン大使館後援 チケットお問合せ:コジママネジメント http://www.kojimacm.com/    03-5379-3733 場所 東京オペラシティー リサイタルホール 開場 13時半 開演 14時 前売り 3000円 当日券3500円 曲目 ファリャ 恋は魔術師 三角帽子より シューマン 3つの幻想小曲集 op.111 モーツァルト ソナタ K.570 グラナドス スペイン舞曲集より アンダルーサ メランコリカ、オリエンタル リスト ポロネーズ 第2番 ピアノを弾くことに一人一人が様々な思いと 状況と歴史があり、そのお話を伺うごとに 音楽を通じての繋がりが出来ることに とても喜びを感じる昨今です。 さて、今日は、これまでも何度も書いてきた内容では ありますが、反響の多い「脱力について」を取り上げて みたいと思います。 楽曲の中で表現する内容、技術を、楽器の動作 響きを イメージした上で、それに自然に乗っていける「心の 状態」をつくることは一般的にピアノの習得の中で 「脱力」と呼ばれています。 この、ピアノを弾くときの「脱力」ということは 様々な場面で 出て来る課題で ピアノ演奏でパフォーマンスをあげる とても大切な「技術」で、それを勉強の中で 身に付けることが大切と言われています。 その脱力を手に入れる方法として 人によって各自、問題点が違うため、「これ」という 一つのやり方はありませんが、様々な方向から 自分にあった方法を見付けること、試してみることが やはり最も早いと思いますので ブログで提案を色々とさせてもらっています。 レッスンでは実際に、その時の状況で何通りかためして もらっているのですが、そのまず一つ目として 脱力に近つく方法は・・・ 「上手く弾こうとしないこと」 です。 「上手に弾こう」「優秀にみえるように弾こう」という 気持ちは、ある意味、時には自分を支えてくれるものでもあるかも しれません。 でも、それはあなたが弾こうとしている曲の内容に添っているでしょうか? 「上手く弾こう」という気持ちは一時の個々の感情であって 「表現」とはまた違うものになります。 一方、反対に 感情として「あー筋張しちゃう」でも「本番苦手~」 「あー楽しい」などでも自分の感情は一旦、横においておいて 曲の内容に気持ちを持っていくようにしていくと 不思議なもので自分の感情はどんどんと通過していきます。 だから、その不確かな一過性の感情は横に置いておいて ピアノの曲に向かう時は、一貫した曲の「表現」の方へ 気持ちを向けていくことが安定して弾けることに繋がると 言われています。「楽譜の内容」これは変わらないのですから。 曲の冒頭、そして、曲の中で作曲家が 示している言葉、曲の調性や響きの示す方向を 思い出して、「軽やかに楽しく」とか「悲劇的に」とか「過去を思いながら」とか 「情熱的に」とか「ささやくように」などなどそういった 表現のほうに自分の心の状態を持っていくようにすると 自然な脱力に繋がります。 作曲家の示している曲想のイメージと喧嘩せずに 仲良くすることで、自然に楽に音楽に乗っていきやすい 状態に入る事が出来ます。 その状態が「脱力」をつくってくれるのです。 次回は、続編で 「楽器と脱力の関係」をかいてみたいと思います。 ピアノという楽器、ピアノの音色、楽譜、全て扱う人により 生命力を吹きこむ事の出来るものだと思っています。 その昔、私は練習しても思うように弾けないバッハのインベンションに 苛立ち、ピアノを蹴っ飛ばした事がありました。 すると、普段とても温和な怒らない母が人が変わったように 怒り、「失礼なヒドイ事をしてゴメンナサイってピアノに謝りなさい!」 →私はピアノへ向かって土下座をして謝ったのでありました。 そんな母にとっては、故郷の親に買ってもらった楽器で、きっと、それまでも 母を見守ってくれてきたに違いないピアノ、それを娘とあろうとも、蹴っ飛ばすとは トンンデモナイ!という事だったということだったそう。。 後になって教えてもらった、母の楽器にまつわる「歴史」の物語がありました。 その後、私がグランドピアノを弾くようになってから、母の歴史に私の歴史を繋げて そのピアノは、従妹の 所に引越し、その後、私の甥、姪の所に行き、また、今、もとの持ち主の母の所へ戻って来て オーバーホールされて、静かに、母の寝室で暮らしています。 「歴史」と「人の大切な思い」がピアノには込められている。 大切にすれば長く長く使える楽器。 素敵な物語をおり込んで行きたいと思う。。。 こんにちは 皆さん お元気でお過しでしょうか。 すこし久しぶりの更新になりましたが 今日は ピアノの話題に戻って 「 レガート ノンレガートの弾き分け方」 について書きたいと思います。 楽譜にスラーで音をひとくくりにしてある記号、レガートは ピアノの持つ素晴らしい歌心を実現してくれる技術の一つです。 音と音が切れないで次へ繋げられるレガートは、ピアノの音色を 柔和にしてくれたり、メロディーを歌のように歌わせたり、 オーケストラのチェロの音色のようにしたり、バイオリンの調べを表現したり クラリネットやフルートなど 息のある楽器の音色を表現することが 出来ます。 まず ピアノの中の部分を是非 一度想像してみてください。 ピアノの鍵盤を降ろすと、ハンマーが下からあがって来て叩きます。 鍵盤を上げながら次にお隣の鍵盤を降ろします。 すると、ハンマー一つが下に降りる前に 隣のハンマーがあがって来ます。 その仕組みがレガートで、反対に そのハンマーを下に降ろしてしまってから次のハンマーをあげる ようにするのが「ノンレガート」 というのが 簡略ではありますが レガート、ノンレガートの 違いです。 指の感触で 鍵盤を下げた指を上げながら同時に次の音を下げるのがレガート。 鍵盤を下げた指を完全にあげてから次の音をさげるのがノンレガート。 です。 どうでしょうか。 実際に今弾いている曲で幾つかのパッセージで試してみて下さい。 そのレガートとノンレガートの違いは 楽譜の中では作曲家が考えをこらした上で付けていることが多く 作曲家の考え、曲を正確にを知る上でおおきな羅針盤になります。 また、印刷の技術が発達していなかったり 書かれた楽譜が不鮮明だった場合 そして、 楽器がまだ発展途上だった時代の作品には 作曲家がしるしていない場合があって、後からピアニストが 校訂として書き加えている場合もあります。 そのような場合には、版(出版社の違い)によって書いてあることが違う ということも出てくるところで、その違いを知る事も その曲を仕上げて行く上で とても面白い作業の一つと思っています。 次回は 弱い指の練習方法に付いて書きたいと思います。

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